卵知恵袋は、「卵と健康」についてご紹介します。
卵は、みなさまの健康づくりに重要な食品です。
なぜ、「たまごと米」の組み合わせでアミノ酸バランスがアップするのか?
たんぱく質の栄養価はアミノ酸バランスによって決まります。必須アミノ酸は、どれか一つでも基準値に達していないものがあれば、効率よく働かないという性質があります。
米には必須アミノ酸のスレオニンとリジンが不足していますが、それを補うのがたまご。たまごは米に足りない必須アミノ酸のリジンやスレオニンをたっぷり含んでいるので、「たまごと米」を組み合わせてとれば、アミノ酸バランスがアップします。
たまごのコレステロール、気になりますか?
とにかく悪者扱いされがちなコレステロール。実は、からだの細胞膜や神経繊維の成分なのです。また、さまざまなホルモンの素となる、脂肪の消化を助ける材料となるほど多くの重要な働きをしているのです。
血液中のコレステロールは、4分の1が食べ物から、4分の3が肝臓で合成されます。つまり、肝臓は必要なコレステロール量を判断し、足りない分は自ら合成するのです。
そこで、健康な人ならば、食べ物からとるコレステロールが多くなっても、肝臓が合成する量を減らし、一定量を保つように調整されるので、心配ありません。
たまごのコレステロールが安心な、そのわけは?
研究の結果、卵白に含まれるアミノ酸シスニンによって、血中コレステロール、特に悪玉コレステロールを下げる効果があり、卵黄に含まれるリン脂質レシチンにも、コレステロールを低下させる作用があることが分かりました。
また最近、卵白たんぱく質の一種であるオボムチンには、コレステロールを体外に排出する作用のあることが発見されました。このように、たまごのコレステロールは心配の素どころか、私たちの健康づくりの強い味方なのです。
健康的に美しくダイエットするには、たまご。
私たちのからだに必要な栄養素は約44種類といわれています。必須アミノ酸が9種類、必須脂肪酸が3種類、ビタミン類が約15種類、ミネラルが約16種類、それに炭水化物です。たまごはビタミンCと食物繊維を含んでおり、そのうえたんぱく質は食品のなかでももっとも良質とされています。
さらに、たまご1個(約60g)はおおむね80kcalと低カロリー。きちんと栄養をとり、体力も衰えずに美しくダイエットするには、たまごは不可欠な食品といえるでしょう。
朝食にたまごはダイエットのスタート地点。 朝食にたまご料理でたんぱく質をしっかり取ると、血糖はあまり上がらずに、消化に時間がかかるため腹もちもよく、しかもたんぱく質は脂肪に変わりにくいのでダイエット向きです。 そこで、一日のスタートとなる朝食にたまご料理をとることは、肥満の予防とダイエットのスタート地点でもあるのです。
肝臓をアルコールから守るたまご
たまごには肝臓でアルコールが分解されるときに必要な必須アミノ酸であるメチオニンがたっぷり。メチオニンは二日酔いの薬には必ず入っているほどで、たまごには100g中に400mgも含まれています。これは食品のなかでもずばぬけて多い数値です。健康的にお酒を飲むためには、たまご料理を忘れずどうぞ。
動脈硬化の予防や、つやつやの美肌にたまご。
動脈硬化は狭心症や心筋梗塞、脳卒中、高血圧などの引き金になります。人間のからだは、まさに血管から老いていくのです。卵黄に含まれるリン脂質レシチンは、動脈硬化を予防するという役割の他に、皮膚細胞の代謝を活発にして肌の老化を防ぐ働きもします。たまごは血液をきれいにするだけではなく、つやつやの美肌も実現してくれるのです。
若い女性に多い貧血の予防にもたまごが効果的。
若い女性の貧血がよく問題になりますが、貧血とは主に血液中に含まれる赤血球数が異常に低下している状態をいいます。その原因としては、ダイエット、偏食、生理などのほかに、栄養不足があり、特に食物中の鉄分、たんぱく質、ビタミンB12・B6、葉酸などの不足と深くかかわっています。
これら貧血の予防に必要な栄養素をすべて含んでいる、たまご。美しく健康であるために、毎日たまごを食べる習慣をつけましょう。
骨粗しょう症は若いときから始まっています。
厚生労働省の国民栄養調査によると、10代の女性のなかで、「普通体重」と判定されたうちの7割が「自分は太っている」、さらに、「やせている」と判断されたうちでも2割弱が、「自分は太っている」感じていることがわかりました。
こうした誤った細身志向が、無謀なダイエットへと走らせる元凶であり、まさに10代から骨粗しょう症は始まっていることを実感させられる調査結果です。
骨がつくられるために必要な栄養素は、カルシウムだけではなく、たんぱく質が重要なカギを握っています。そのうえビタミンC・D・Kさらに鉄分、マグネシウム、亜鉛、リンなどと多くの栄養素の助けが必要です。たまごは一つの食品で、ビタミンC以外のこれらすべての栄養素を含んでおり、まさに丈夫な骨をつくる役割をも担っている食品といえます。
